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沖縄産 Bloody Beets(ブラッディ ビーツ)で健康で美しい暮らしを

地域の美と健康が動き出した【第77回】(沖縄県)

「飲む輸血」と呼ばれる栄養価の高い野菜、ビーツ。地中海沿岸地方が原産で、ヨーロッパやアメリカでは日常的に食べられている馴染み深い野菜です。ヒユ科の野菜で、形がよく似たかぶの仲間ではなく、ほうれん草や砂糖の原料であるテンサイと同じ科に属します。

「子どもが貧血と診断された時にビーツと出会い、沖縄産の安心・安全なビーツで健康を届ける仕事をしたいと思いました」と、那覇市の株式会社GROWCIA代表取締役社長 兼村奈那子氏はこの事業を始めたきっかけを話してくれました。

栄養豊富な皮まで食べられるビーツを化学物質、薬剤不使用で栽培。

同社は、「ミネラルが豊富な沖縄の土壌で育てられたビーツを毎日の生活に取り入れ、健康で美しい暮らしを楽しんでいただきたい」という思いで、ビーツの加工食品を開発・販売しています。

水も加えず、ビーツとシークヮーサーだけの酸味爽やかなビーツドリンク

ビーツは特有の土臭い風味と、自然な甘みが特徴です。鮮やかな赤みはベタレインというポリフェノールの一種です。他にもカリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、パントテン酸、ビタミンC、食物繊維などを多く含むスーパーフードと呼ばれています。

生まれ育った場所・沖縄で栽培されたビーツを使いたいと思い、沖縄本島南部に圃場を持つ3軒の栽培農家と協力しながら化学物質、薬剤を使わずに栽培しています。皮まで食べられるビーツの洗浄、下処理を就労継続支援B型事業所に依頼し、商品加工工程にもしっかりと目を配りながら加工・製造しています。

ビーツとシークァーサーのドリンクを中心に、ビーツパウダー、ビーツジャム、ビーツ塩等数種類の商品開発が進んでいます。

中小機構沖縄事務所の販路開拓支援を受け、大都市圏のスーパー、食品専門店等との商談会・評価会に参加。自社商品の強みやストーリーを話し、商談成立と全国のお客様に商品をお届けする事を目指しています。

沖縄ビーツとともに健康で美しい暮らしをぜひお楽しみください。

参照リンク先:https://bloodybeets.com/

中小機構 沖縄事務所 松本 壮 (中小企業アドバイザー)

販路開拓支援を担当。総務省地域人材ネット登録、合同会社PINE MUSIC FACTORY 代表社員

 

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