連載

ワイン酵母抽出液を原料としたエイジングケア化粧「Laviejo」の物語

地域の美と健康が動き出した【第5回】(石川県)

石川県は一房が数万円もする高級生食用ブドウ「ルビーロマン」の産地であり、全国に向けてこの「ルビーロマン」のブランド化を図っています。
一方、

日本海側に大きく突き出した石川県の能登半島地域で栽培されているのがワイン醸造用のぶどうです。この能登のぶどうを原材料として醸造される「能登ワイン」も近年認知度を高めてきています。また、2014 年の家計調査において世帯当りのワインの購入金額で金沢市が全国8 位という、ワインの消費地となっています。
能登のぶどうは、当地の気候や地形の恩恵を受けた自然環境により、果実の水分量が少なく高糖度や高酸性という特徴を有しており、それらが能登ワインの美味しさを醸し出す事に繋がっています。

私共(独)中小機構北陸が支援する、TOWAKO メディカルコスメティック(株)では、この能登ワインの製造過程で発生するぶどうの搾汁からワイン酵母を抽出し、化粧品の美容有効成分として活用しています。

(独)中小機構 北陸プロジェクトマネージャー 竹田 雅宏

 

 

 

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