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ファミリーマート、フィットネス事業に参入 ~ジム併設で、女性層の需要を狙う~ 発表会レポート

(株)ファミリーマート(東京都豊島区)は24日、コンビニ併設型フィットネス店舗「Fit&Go」大田長原店の内覧会を開催した。

ファミマFit&GO_健康産業新聞

冒頭、同社代表取締役社長の澤田貴司氏が、24時間フィットネス事業へ参入した経緯を説明。健康志向の高まりに加え、ライフスタイルの多様化により、好きな時間に気軽に利用できる24時間フィットネス市場が拡大しているとしたうえで「フィットネスの利用者は20代から40代の男女が中心で、コンビニ利用者と一致しており、親和性があることに着目した。今後は併設店を拡大し、日本の健康寿命延伸に寄与したい」と述べた。

 続いて、同社新規事業開発本部スポーツ・メディカル事業部付部長の茂 朋子氏が、「Fit&Go」のサービスや施設について説明。利用者はICバンドを装着することで、入退館やロッカーの利用が可能。また、30分のトレーニングをナビゲーションするアプリが提供され、トレーニングやマシンの使用方法をサポート。パーソナルトレーナーの予約も可能とした。

施設内にはシャワールームの併設、冷温タオルの常備など、快適な空間を追求。またアロマ利用による心地よい空間を演出、女性もゆったり利用できるのが特長。女性層の需要も取り込みたいとしている。

ファミマFit&GO_棚

同氏は、ジム併設のメリットを紹介。「トレーニング前後に必要なアイテムを購入でき、トレーニングの流れをサポートできる。今後はICバンド機能をスマホなどに組み込みたい」と話した。

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