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健食ネット通販支出額が前年比11%増 -家計消費状況調査-

総務省統計局は4月6日、「家計消費状況調査」の2月分を公表し、健康食品のインターネット通販での支出額は前年同月比11%増と伸長した。「2人以上世帯」を対象としたネット通販の2 月の支出額は、前年比4.6%増の9,960円。

ネット通販利用世帯割合は35.6%で、前年同月比で4.2ポイント上昇した。ネット通販を利用した世帯だけでみると支出額は2万7,988円と大きいものの、前年同月比で7.7%減となった。「健康食品」の2月支出額は458円で、前年同月比11.2%増に。

35.1%増と大きく伸びた17年2月をさらに上回った。一方、日本通信販売協会は4月2日、18年2月度の通信販売売上高調査の結果を発表し、健康食品は前年同月比5%減で6ヵ月連続のマイナスとなった。協会の理事社、監事社を中心とする調査対象企業130社の総売上高は1,044億6,300万円(前年同月比2.9%減)。健康食品の通販売上高は122億9,800万円(同5.1%減)。通販全体に占める健康食品の割合は11.8%で前年同月より0.2ポイント減少した。前月に大きく伸びた化粧品も横ばいだ。

本記事は「健康産業新聞 1643号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50ページ)定期購読のお申し込みはこちら

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