グランプリサロン発表の瞬間
一般社団法人エステティックグランプリ(通称:エスグラ)は3月28日、第2回エステティックグランプリ決勝大会を開いた。会場のパシフィコ横浜国立大ホールには、全国からエステティシャンや関係者ら約4,000人が集まった。
エスグラは、「エステティックグランプリが考える日本一のエステサロンとエステティシャン」を決めるべく、2010年に初開催。決勝大会はもちろん、そこに至るまでに全国で開かれる勉強会・セミナーを通じて、現場で働くエステティシャンの技術・モチベーションの向上、業界全体の発展を目指している。
第2回目となる今回は、全国から439サロンがエントリー。予選は、覆面モニターが一般客として来店し、100 項目に及ぶ評価シートで採点。その後の選考会で採点結果の上位21 サロンから決勝に出場する4 サロンが投票で選ばれた。
エステティシャンが対象のフェイシャル技術部門は、前日の27日に技術理論と実技を基に採点し、21名の中から3名が決勝に進出。当日はステージ上で技術とプレゼンテーションを行い、審査の結果、フルーツルーツの加藤さんがグランプリに輝いた。
モデルサロンプレゼンテーション部門では、決勝進出の4サロンが最終プレゼンテーションを行い、審査員と来場者の投票で、東京都のサロンフルーツルーツがグランプリに選ばれた。同サロンでは、フェイシャル技術部門と併せて2冠となった。フルーツルーツの榎戸淳一代表は「素直にものすごく嬉しいです。また新たな使命をいただいたと思います」と話した。