認定 特定非営利活動法人 日本エステティック機構は2月20日、エステティックサロン認証シンポジウムを都内で開催した。2009 年のサロン認証制度スタート後、初のシンポジウムとなったが、会場には認証希望サロン、認証取得サロン、クレジット業者ら100 人超が詰めかけた。
冒頭、理事長の福士政広氏は「サロン認証を通じて社会的な信頼を得ることは、サロンに通ったことのない消費者への最高のアピールになる」と挨拶、サロン認証の必要性を訴えた。 その後、経済産業省ヘルスケア産業課の担当者が「医療周辺産業として多種多様なニーズにどう対応するかが求められている」と挨拶した。
第一部では、消費者庁取引対策課の佐藤香容子係長が基調講演を行った。特商法を管轄する省庁を代表し、消費者相談の傾向やエステティックが該当する特定継続的役務を提供するうえでの留意点について話した。
第二部では、サロン認証の必要性と課題をテーマにパネルディスカッションが行われた。パネラーには、㈱リクルートライフスタイル ビューティ総研野島朗氏、公益社団法人 日本消費者生活アドバイザー・コンサルタント協会理事 唯根妙子 氏、㈱ソシエワールド代表取締役社長 須藤政子 氏の3 名が登壇した。