㈱東洋新薬(本社:福岡県福岡市、03-5501-7788)は、同社素材の「葛の花エキス™」が非アルコール性脂肪肝(NAFL)を抑制する可能性があることを動物試験で確認し、第36回日本肥満学会において発表した。
同素材は、葛の花部から抽出して製造される機能性食品素材。継続摂取することで、抗肥満作用や、NAFLの改善がヒト試験で確認されており、マウスを用いた試験でも、肝臓中の中性脂肪含量が大きく減少することを確認している。今回、NAFL抑制作用のメカニズムを解明すべく、肝臓における脂肪の合成や代謝などに関係する遺伝子群の発現量を測定・解析した結果、同素材が中性脂肪合成経路の最上流に存在するキーとなる反応を抑え、NAFLを抑制することが示唆された。
同社では、今後も同素材の機能性をさらに解明することで、独自性の高い商品を開発し、より一層の拡販に注力していくとしている。