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【話題の施設】自力と他力の両方からアプローチ

raku.jpg流行に惑わされず16年間本物志向のサービスを提供し続けている

 ■アーユル・スペース RAKU 

 「アーユルヴェーダ」は、4,000 年とも5,000 年ともいわれるインドの伝承医学で、生命の科学でもある。人間が、いかに自然の摂理の中で、実りある有益な人生を送れるか、そのための人生の学問であり、オイルマッサージに象徴されるような、エステティック的な要素だけではない。

 東京・麻布十番にある「アーユル・スペースRAKU(楽)」は、故・幡井勉氏が創設したアーユルヴェーダ専門家コース(5 期)で学んだ鍼灸師の山口哲也さんがヨガセラピストの柳瀬けい子さんとともに、「自力」で行うヨガと「他力」の鍼灸&アーユルヴェーダを提供するサロン(クリニック)だ。

 インドの病院で用いられる薬用オイル47 種の中から患者に適したものを、脈診を含めたトータルな問診で選び、女性患者の場合は主に柳瀬さんが担当し、必要な場合があれば男性である山口さんが施術をサポートする。

 2000 年8 月の開業以来変わらず人気メニューは「アビヤンガ+ シロダーラ+発汗療法」(約100 分22,000 円)。16年経っても、ここを頼りに通うリピーターの顔が浮かぶたびに、ここが存在する意義を真摯に受け止めると山口さんは言う。

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