店内は20坪ほど
漢方のヘッドスパサロンとして人気の「CASPA(キャスパ)」が2016 年6 月、自由が丘に次ぐ2 号店目を、恵比寿にオープンした。
漢方オイルを配合したオリジナルのヘッドスパクリームを使う「頭皮改善コース」(70 分8,000 円)が看板メニュー。顧客は頭皮チェックの後には、せんぶり茶を飲んでから施術を受ける流れ。マッサージは、頭皮だけでなく首~肩~肩甲骨周りのほぐしも入る。
恵比寿店でのオススメは、ヘッドスパに「フェイスリフト」か「デコルテ」(いずれも60 分6,000 円)あるいは両方をつけたセットメニュー。上半身をしっかりほぐして、血流の改善が期待されるもの。
シャンプーベッド台は照明の落とされたリラックス空間に
丁寧な接客と、照明の落とされた空間に、フルフラットのシャンプーベッド台。服の上にかけるタオルまで上質なものを用意するなど、質の高いサービスにこだわる。
「客の5 割が、カラーリングとセットでヘッドスパを受ける。そのため再訪率が高くなり、スタッフに客がつきやすい」と㈱CASPA の代表は話す。リピーター率は、7 ~ 8 割という。現在は4 名の美容師免許を取得した、頭皮と頭髪のスペシャリストが対応している。
メインの顧客層は30 ~ 50 代の白髪染め世代で、男性も2 割以上。
「ヘッドスパをデコルテとフェイシャルのマッサージと一緒に受けることで、リラクゼーション効果を高め、心身の疲れを癒やし、抜け毛やダメージヘアの予防に有効です。今後も白髪染め世代のニーズがかなりあると見込んでいます。スタッフの成長を見ながら、無理なく店舗展開していきたい」(同社)と話す。