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「幹細胞」美容ルートで活発化

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 機能性化粧品原料として幹細胞培養液が注目されている。植物由来の幹細胞培養液は以前から大手化粧品メーカーが採用しているが、3年ほど前からヒト由来の幹細胞培養液が流通し始め、1~2年だけで20社以上から「ヒト幹細胞コスメ」が上市された。エステティックなどプロ向けルートに留まらず、通販や百貨店など一般向けルートにも販路が広がっている。

韓国では1000 億円市場との声も

 「幹細胞コスメ」と呼ばれる化粧品は、幹細胞(失われた細胞を再生して補い、組織の機能を回復させる働きを持つ細胞)を培養した際に得られる培養液エキスを配合した化粧品。大別するとリンゴ、アルガン、高麗人参など植物を原料とした植物由来とヒト幹細胞由来がある。植物由来原料は安全性が高く安定供給できるとされ、日本ロレアル、ランコムなどの大手を始めエイジングケア化粧品などに多く採用されている。

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