6月、東京で第17回日本抗加齢医学会総会が開催された。同学会の象徴的なアプローチ領域「見た目のアンチエイジング」は、単に形成的な視点ではなく、肌や、姿勢、行動から読み取れる健康状態やその相関について様々な知見が発表される。今回の慶応義塾大学川畑秀明氏の心理学・認知科学からの考察は大変興味深い内容だった。まず、人間が有する資本、経済的、社会的、文化的資本に加え、第4の資本として2000年以降注目されているのが美的資本とされていると紹介。お金や時間を投じて自分の見た目を磨くことが重要な役割を担っており・・・
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