行政・業界動向

試験制度の一般開放で業界の活性化・ 事故の減少目指す(一社)日本リラクゼーション業協会

(一社)日本リラクゼーション業協会が6 月25 日、平成29 年度第10 回定時総会を都内で開催した。
平成29 年度の事業では、「地方活動の組織化(ブロック制導入)に伴う地方組織の活性化」に取り組み、地方を7 つのブロックに区切り、各ブロック長を決定。地方での入会希望者が速やかに入会できるような態勢を構築した。「例年であれば20 社から30 社の会員が入会していたが、前期については50 社が会員となり、大きな成果だと感じている」と清水秀文理事長。
また、平成30 年度の事業では、試験制度の改変、一般開放による試験制度の認知の向上などに注力していく。現在協会会員のみが受験できるリラクゼーションセラピスト一級、二級の認定試験を一般開放することで、より多くの人に認定試験を受験してもらい、業界の活性化を図る。また、有資格者でも問題となっている広告表現などの法律的な問題や身体の知識などを深めることで業界全体の事故の減少を目指す。
方で試験を一般開放することで会員のメリットがなくなってしまうという懸念もあり、会員には一級より上の試験を新設。さらにこれからリラクゼーションセラピストを目指す人たちに向け、三級試験の実施も予定している。

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