ホリスティックセラピストを育成する、東京アロマセラピーカレッジ(東京都世田谷区、03-3704-3801)は3月から新コース「デトックスとエステティック・ボディ&スキンケアのためのMLD」を開講する。
「マニュアル・リンパ・ドレナージュ」(MLD)は、1932年にボダー博士が確立した、不要なリンパ液の循環を良くし、毒素の排出を目的としたトリートメント。欧州諸国では、リンパ浮腫等のトリートメントのひとつとして確立され、またエステの分野での活用にも大きな注目が集まっている。
多くの女性が悩みを抱えるむくみやタルミ、吹き出物等のトラブルは、体内に溜まった老廃物を回収し、体外に排出する役目のリンパの働きが低下し、老廃物が蓄積することで引き起こすといわれている。MLDを用いてリンパ液をスムーズに流すことで、様々な症状を改善することができる。
同コースの講師は、「Dr.ボダースクール」の専任講師が担当。内容も、リンパや結合組織の解剖生理学的理解、MLDの神経組織や免疫組織に与える効果、マッサージテクニックなどの理論と実技をすべて網羅している。
なお、MLDは一般的なアロママッサージとは異なり、皮膚表面をごく弱い圧力で、しかも的確な部位をマッサージする必要があるため、受講対象者は、医療従事者やアロマセラピーサロンやエステサロン等の経験者のみとなっている。コースはベーシックコースとして3日間のネック&フェイスコースと5日間のボディコースが設けられており、それぞれアドバンスコースにつながっている。