第一三共ヘルスケア(株)(東京都中央区、03-5255-6239)は1日、新型コロナウイルスの感染拡大を原因とするストレスが肌に及ぼす影響について、20 ~ 69 歳の男女約1,000名を対象に行ったインターネット調査(2020年4月13~20日)の結果を発表した。
調査によると「今年の春は例年より肌トラブルが増えた」と感じている人が全体の31.1%、20代では57.5%となり、若い世代を中心に多くなっている。また、「今年の春は例年より肌が敏感になっている」との回答も全体の約3割を占め、特に男性より女性が肌の変化を感じている傾向が強くみられたという。
更に感染症拡大に伴う「外出できないことによる閉塞感からくるストレス 」 、「仕事の都合などで十分に外出を自粛できず、感染リスクが高いかもしれないことによるストレス」 を感じているとの回答がそれぞれ全体の6 割以上を占め、特に「例年より肌が敏感になっている」と回答した女性のうち約8割が上記ストレスを抱えていることが分かった。このことから外からの刺激だけでなく、内因的なストレスが、敏感肌へとつながっている可能性があると同社は指摘する。
加えてマスクの着用機会の増加により、「肌の負担が大きいと感じる」、「肌が敏感になった」と感じている人が全体で40.6%、女性では約半数に上った。中でも20 ~30 代女性で高い傾向にあり、その約半数がニキビや吹き出物 、肌のベタつき 、カサつき等で悩んでいることも報告されている。