一丸ファルコス(株)(岐阜県本巣市、058-320-1030)では、化粧品原料・福岡県産苺『あまおう』由来乳酸菌「王様いちごの乳酸菌」の販売を10月から開始した。
同社では以前より肌フローラ(皮膚常在細菌叢)に着目し、加齢により減少する肌の善玉菌を育て、肌フローラを改善する乳酸菌体を提案しており、今回の「王様いちごの乳酸菌」(化粧品表示名称・乳酸桿菌、マルトデキストリン)はその第3弾となる。
同製品は、福岡県産のブランド苺「あまおう」から単離された植物性乳酸菌・Lactobacillus plantarum AMAOUの不溶性菌末とデキストリンの混合末で、食品原料として腸内環境改善効果や免疫活性作用が期待されている。今回同社が化粧品原料として初めて応用した。肌の善玉菌・表皮ブドウ球菌を増加させる効果や、皮膚を護るとされる抗菌ペプチドや免疫賦活因子の発現増加効果を確認している。
さらに肌のバリア機能を高めるタンパク質・デスモグレイン1の発現増加効果なども確認しており、「王様いちごの乳酸菌」の持つ肌のプレバイオティクス効果により、敏感肌やトラブル肌の改善をサポートする。