パリ発のオーガニックスーパーマーケット「ビオセボン(Bio c’Bon )」は、11月6日、神奈川県内の旗艦店として、武蔵小杉駅から徒歩2分の複合施設「Kosugi 3rd Avenue(コスギサードアベニュー)」に武蔵小杉店をオープンした。同店は「ビオセボン」の目指す“地球環境に優しいお店”の強化店舗として位置づけられ、国内初となるドネーション参加型のペットボトル回収機の導入(麻布十番店も同日導入)や、デリカインストアの使い捨てプラスチック資材削減など、新たな取り組みを導入している。また、武蔵小杉店ではランチプレートの導入等も行っている(緊急事態宣言発令中は休止)。
リサイクルやドネーションへの参加は消費者からの要望を受けたもので、ペットボトルを一部のデリカ容器にリサイクルし、回収した本数に応じて同社が1本1円で消費者に代わって寄付を行う。また、店頭でペットボトルキャップを回収し、「一般ごみ袋」へと再生・販売するリサイクルループを新たに構築。再生材料使用ごみ袋を販売、店舗・オフィスで使用することで更なるCO₂排出量削減につなげていく。
現在、食生活の見直しやオーガニック、ヴィーガンを生活に取り入れる人が増加しており、「ビオセボン」では、“オーガニックを日常使いに”を実現するため、店舗の品揃えやサイズの改善、Uber eatsやEC(2021年初夏を予定) といった販売チャネルの拡大にも取り組んでいる。
また同店舗のような商業施設への出店をはじめ、店舗数の増加に伴い、「ビオセボン」の認知度が向上していることから、今後も、東京や神奈川において、年に5~10店舗程度の出店ペースを維持していく予定だ。3月11日には、「たまプラーザ テラス店」がオープン。また、4月29日には「ビオセボン GINZA SIX店」がオープンし、同施設のリニューアルと4周年を記念して、発売以来人気の「ヴァンヴリット」オーガニックチョコレートの限定フレーバーを数量限定で発売する。