伊藤忠グループのリサーチ会社・マイボイスコム(株)(東京都千代田区)は17日、今年1月に行った『ヨーグルト』に関するインターネット調査結果を発表した。
回答を得た約1万人のうち、ヨーグルトを食べる人は85%で、そのうち「ほとんど毎日」食べるとの回答が31.6%、さらに60~70代では約4割となった。
また、ヨーグルトを食べる理由では、「健康によい」が58.3%、「おいしい」が50.0%、「胃腸の調子を整えるため」が41.7%、「体の免疫力増強」「便秘を防ぐ・便通をよくするため」が各20%台となった。
2018年に行われた調査と比べて、「体の免疫力増強」は約6ポイント増加しており、“免疫”に関する消費者の意識の高まりが感じられる結果となった。さらに「美容によい」「便秘を防ぐ・便通をよくするため」は女性層で高く、「健康によい」は高年代層、「カルシウムをとるため」は女性高年代層で高くなった。
ヨーグルト購入時に重視する点では、「味」や「価格」が5~6割でもっとも高かったが、過去調査と比べて、「価格」は減少傾向にあるという。中でもほとんど毎日食べる層に限って言えば、「低脂肪、脂肪0かどうか」「無糖かどうか」や「効能・効果」を重視するとの回答が多くなっている。