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「沖縄のネイチャーパワーをチャージする」 新シリーズがデビュー

地域の美と健康が動き出した【第47回】(沖縄県)

ビビッドカラーが際立つ『Ryu Spa Botanical』(ボタニカル)は、那覇から100kmの離島「久米島」の㈱ポイントピュールが2020年春に発売した新シリーズだ。

久米島は古来、“琉球一美しい島”という意味で「球美の島(くみのしま)」と呼ばれてきた。島を囲む美しい海612mから汲み上げられた、地球規模の深層循環による清浄な水「久米島海洋深層水」を独自製法で化粧品原料の専用水に精製し、ほぼすべての製品のベースに使用するという贅沢な仕様にこだわる。

『Ryu Spa Botanical』シリーズBotanicalシリーズのコンセプトは「沖縄のネイチャーパワーを肌にチャージする」。深層水に加え、沖縄の紫外線にも負けない強さを秘めた自然素材にこだわった。

㈱ポイントピュールは2001年に当時久米島で理・美容院を営んでいた大道敦社長が起業。一貫して研究開発・製造における技術・品質レベルの向上に取り組み、久米島でのものづくりにこだわり、沖縄の離島から自然派化粧品・医薬部外品を日本全国に、また海外にも送り出してきた。

Botanicalは、創業20年を迎えるにあたり開発。あえて単品が際立つように、そしてお客様が直感で手に取りたくなるように設計し、あらためて沖縄コスメの“入り口商品”にしたいと考えた。

ここで大切なのが“ダイレクトに伝える”ということ。商品発売と同時にフラッグシップとなる店舗を沖縄県内に展開するプランを立てた。そこで中小機構沖縄事務所に相談があり、パッケージデザインと店舗VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の開発を同時に指導助言できる専門家をマッチングした。専門家が加わりプロジェクトの推進が加速、昨年春、沖縄本島の北谷町に店舗をオープンしデビューを果たした。海外客が少ない厳しい状況ながら、地元や国内のお客様に支持され売上が好調、今春(2021)には那覇国際通りに新店舗をオープン。

沖縄コスメ産業全体を元気にする、離島からのチャレンジとして期待されている。

https://ryuspa-okinawa.com/

中小機構沖縄事務所 中小企業アドバイザー(経営支援)

並木万希

地域資源を活用した商品・ブランドづくり、事業計画作成、SDGsビジネス等をサポート。

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