特集

体内美容浸透でさらなる拡大へ

【特集:インナービューティ】

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 美しくなるためにはバランスのとれた食事、運動、睡眠といった健康的な生活が必要なことはもはや常識になった。中でも食べ物がその人の体を構成しているため、“体内美容”、インナービューティという体内からのアプローチが必須と言っても過言ではない。この考え方に基づいて開発される美容サプリ・ドリンクは年々拡大を続けており、今後も成長が期待できる有望な市場といえる。


●拡大続ける美容サプリ市場
 
 健康食品・サプリメントのなかでも美容目的の商品群は最も市場規模が大きいジャンルのひとつ。ターゲットも若年層から高齢者まで裾野が広がっており、少子高齢化を迎えてなお拡大を続けている。昨年末、健康産業新聞が受託企業に聞いた受注件数が伸びているカテゴリーでも美容・美肌が一位になっている。
 富士経済が推計した市場規模によれば美肌効果を訴求したサプリメント・ドリンクの2011 年の市場は1,892 億円。市場の約50 % をビタミンCやコラーゲンを配合したドリンク類が占める。メーカーの顔ぶれをみると、コラーゲンやヒアルロン酸、プラセンタなどの美容成分を配合した商品を扱う企業がシェア上位を占めている。最近では、コラーゲンゼリーを通販で販売し、数年で年商200 億を超えたHRK(福岡市)の例もある。
 人気の素材を見ると、昨年もコラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタといった消費者が美容効果をイメージしやすい定番素材が引き続き堅調だった。
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