【話題の人】
美容外科医、サフォクリニック院長
国際美容形成外科学会教授(医学博士) 白壁 征夫 氏
サフォクリニック院長の白壁征夫氏は、23 年前にメディカルスパの原型となるクリニックを都内に開業。美容師資格を有していることもあり、医療とエステティック、フィットネスといった美容、健康分野とのサービスの橋渡しや融合を実践してきた。現在、コ・メディカル化の一環として「スキンケアスペシャリスト」の育成にも取り組んでいる。
●サフォクリニックの診療について
診療科目は美容外科、美容皮膚科、美容内科です。美容外科は外科的手術で、メスや注射でいわゆる見た目の部分を治していきます。例えばフェイスリフトでシワを伸ばしても肌のクオリティは変わりません。ところが美容皮膚科は、メラニンを減少させるといった肌のクオリティを改善していきます。そして美容内科では、外見のアンチエイジングに対処するのではなく点滴療法、サプリメントといった内面的なアプローチをしていきます。これらでトータルな美しさを実現しようとしています。
手術をしたからといってお終いではありません。実は、その日から老化が始まっているからです。我々の課題は、施術の効果とクオリティをいかに長く保つかです。
また、クリニックの雰囲気も重要です。昔は腫れや絆創膏や包帯は当たり前というクリニックもありましたが、我々は夢を提供する仕事です。出来るだけ綺麗な包装紙でリボンをかけて…と考えています。
フェイスリフトをした患者さんが経過診察に来た時、若い女性を選んで配布するポケットティッシュを貰ったと大喜びして私に話してくれました。外面の変化は、内面を変え、行動をも変えます。美容外科医は重いトロッコを、最初に押して加速するきっかけを作っているのだなあとつくづく感じています。
●他のサービスとの上手な融合の秘訣は
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白壁 征夫氏
1990 年美容形成外科 サフォクリニック開業。2009 年には「腫れないフェイスリフト」日本美容外科学会最優秀賞受賞。現在、日本形成外科学会 評議員、日本美容外科学会 常任理事なども務める。学生時代に美容師免許取得。