【特集:ダイエット】
ダイエット市場は、消費者の根強いニーズに支えられ、拡大基調が続いている。以前のような爆発的なヒット商品は生まれないものの、各チャネルを見ると根強いロングセラー商品も生まれている。商品やサービスが多様化するなか、健康的に痩せるのはもちろん、我慢をしない、ストレスを軽減する安全で効果的なダイエットが求められている。
●ストレスフリーが次世代のダイエット
今年も消費者のダイエットへの関心の高さが解る出来事が相次いだ。1 月、タニタ食堂が丸の内にオープンし、連日の大盛況ぶりが伝えられた。2月には京都大学・河田教授らの研究で、トマトから血中の中性脂肪改善に有効な成分を発見したというニュースが報じられ、トマトジュースが全国の量販店で品切れとなった。
一般的なダイエット方法としては、運動、ダイエット食品・サプリメントの摂取、自力で上手くいかなかった場合はエステに通うという選択肢もある。ただ、昨年を振り返っても、新しいダイエットが次から次へと生まれた。これは、裏を返せば全ての人に効果が見込める、万能ダイエットはないとも言える。
数年前にダイエット食品による健康被害が相次いだこともあって、ダイエットのトレンドは「体重を減らす」から、「健康的に痩せる」になった。最近の女性誌などを見ると、ダイエットに関する意識は変化しつつあり、「ストレスが無い」ダイエットが求められている。
●トピックス 20代女性、「やせ型」の割合が急増-平成22年度国民健康・栄養調査
●満腹系、酵素が人気に
●エステティックでのダイエットは
●運動人口増加でスポーツサプリ活況
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