次のトレンド占う注目の出展商品は
9 月10 日から開催される、美容と健康産業の専門展示会「ダイエット&ビューティーフェア」と「スパ・ジャパン」。昨年の来場実績や出展成果を受け、同展示会への期待感が高まったことで申し込みが相次ぎ、4 月の時点で前年の開催規模を超えた。事務局では最終的に前年の3 ~ 4 割増と予想する。展示会開催に先立ち、今月号から、注目の出展商品をピックアップする。
~注目の出展企業から【第1弾】~
●フレグラントアースワールド㈱ ●㈱トラストレックス ●㈱セントラル・コーポレーション
●みはし㈱ ●㈱正道ジャパン ●㈱大谷商会
FC、ホットプロダクツゾーンを新設
「ダイエット&ビューティーフェア2012」は、今年で11 回目を迎え、秋の美容・健康産業の展示会として、恒例の催しとなった。昨年の開催で、来場者の質・量とも向上したこともあり、今年は、前回出展企業や下見をした企業などからの出展申し込みが例年以上に多く、事務局では出展スペースの増床を2 度にわたって行った。
新設されたゾーンは、1 つは「ホットプロダクツ」ゾーン。いままで市場になかった、新しいコンセプトの商品との出会いは展示会の醍醐味の一つ。このゾーンでは、展示会に初出展企業の商品、初めてお披露目される新商品を紹介。商品のジャンルも化粧品からサプリメント、機器、サービスまでバラエティに富む。目新しいものを探している方は必見だ。
もうひとつの「FC(フランチャイズ)、起業支援、代理店募集ゾーン」は、商品、サービス単体ではなくパッケージ化したビジネスモデルを探したいというニーズに応えた。美容、健康ビジネスを始めたい新規参入企業や、既存施設のコンテンツとして導入を検討している企業向けのゾーンといえる。
既存のゾーンは、コスメ・美容機器(プロユース、ホームユース)、パーツケア、美容雑貨、ビジネスサポート、インナービューティ、ダイエット&スポーツと、目的別に分かれており、それぞれの対象ゾーンに魅力的な商品を販売する企業が多数出展する。来場登録の開始は5月末を予定している。
日本のスパ産業の発展を目指して誕生した「スパ・ジャパン」は、今年で3 回目の開催となる。スパ産業を取り巻く環境は決して明るい話題だけではないが、今年は春から秋にかけて、都内で大型施設のオープンが予定されており、スパへの業界の関心は引き続き高い。
今年は先に発表されたように、世界的なスパ専門メディア「スパファインダー・ジャパン」との共催で「クリスタルアワード」をスパ・ジャパンの会期中に発表、表彰式を行うことが決まっている。会場内は、スパプロダクツ・機器、トリートメント粧材、ナチュラルビューティ、温泉再生の各ゾーンに分類されている。