【特集:内外美容】
美容ケアの一つの概念として定着した感のある内外美容。経口摂取による美容効果を訴求する商品は、化粧品メーカーから健康食品メーカーまで次々と新商品を投入する。最新の知見に基づいた新素材の投入も活発で、本格的な市場形成が期待される。
多方面で浸透する内外美容
内外美容は、身体の内側(サプリ、美容ドリンク)と外側(化粧品) からのビューティケアとして消費者に浸透している。ただ、化粧品を使わない女性はいないため、単純に「体内からの美容」を指すケースもある。肌の美しさは、健康的な生活習慣がベースにあり、中でも、食事を含めた体内からのケアが重要という認識は、美意識が高い層にとっては常識になりつつある。
体内からの美容を重視する傾向は消費者だけでない。10月に開かれた日本美容外科学会総会では、「アンチエイジングとサプリメント」と題した特別講演が行われるなど、外科領域のドクターも、体内からのアプローチが重要と考え始めている。
小売店では、化粧品とサプリを同時に提案できる内外美容を訴求する店舗は多い。そのアイコン的な役割を果たしているのが、伊勢丹新宿店本店のビューティ・ヘルス売り場「ビューティアポセカリー」だ。今年9 月12 日にリニューアルした同売り場は、2008年のオープン以来、身体の内側と外側からのケアを提唱し、栄養士やアロマセラピストなどの専門家をはじめとするスタッフが、カウンセリングを行いながら商品やサービスを提案している。
人気素材にプラセンタ、レスベラ
説得力ある提案が不可欠
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