国内初となるスパ業界の統一イベント「スパ&ウエルネスウィーク2013」開幕前日の1月31日、都内でオープニングイベントが開かれ、約200名が集まった。「スパ&ウエルネスウィーク」は2月1日から8日までの1週間、期間限定で行われるスパの利用促進イベント。期間中、全国70のスパ施設が、特別メニューを用意し、普段よりリーズナブルに体験できる。
主催は、スパ&ウエルネスウィーク実行委員会(NPO法人 日本スパ振興協会、UBMメディア㈱、㈱コンセプトアジア)。2009年から実施しているスパ・シンポジウム(スパ・ジャパン内)や、2012年に初開催した「スパのプロフェッショナル100人会議」を経て、スパの魅力を広く消費者に伝え、利用の拡大を図っていこうという機運が高まっていた。
オープニングイベントでは、まずエステ・スパジャーナリストの惣流マリコ氏が講演。スパとは何か?という基礎知識から、スパを有効的に使いこなすためのノウハウを伝授した。年間300軒のエステやスパに通う惣流氏の話とあって、参加者からはスパが何か分かった、スパを使ってみたくなったという声が聞かれた。
その後は、沖縄県エステティック・スパ協同組合の協力により、沖縄の天然素材で作った化粧品を使ったスパトリートメントのデモンストレーションが披露された。続いて行われたトークショーでは、ヨルダン大使館書記官の女性やアンチエイジング医師が参加し、ヨルダンという国の魅力やスパの活用法、塩や泥といった特徴的な美容素材について語られた。
次いでスパの魅力を表すキャラクターの公募結果が発表され、スパを受ける人魚をイメージした「ルーナ」が採用作品となった。最後に参加者にスパ招待券があたる抽選会が行われ、盛会のうちに幕を閉じた。