昨年夏、東京・池袋のメトロポリタンホテル地下に、女性専用のリラクゼーション施設「ストーンスパ」がオープンした。ヘッドスパやシェービングなどの理容メニューを柱に、エステティックやネイル、岩盤浴を融合させ、1ヶ月で2,500名の会員を獲得した。経営母体は創業53年の「理容そがわ」を継承した、㈱十賀和(東京都豊島区)で、関東を中心に理容室18店舗を展開する。駅ナカや温浴施設、玩具チェーン店などに積極的に出店し、利用者の立場に立ったメニューを提案している。
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施設内は地下1階フロアにシェービング、ヘッドスパ等の「理容&エステティック」、17床の「岩盤浴」、ボディ・フットケアなどの「リラクゼーション」、「ネイル」のビューティサービスをコラボレートした。遠藤代表が客をじっと待つだけのビジネススタイルに疑問を感じ、利用者の特性やサロンの位置付けに応じた柔軟で多角的な経営姿勢が反映されている。入会金1,000円の半額キャンペーンを実施し、オープン1ヶ月で2,500名の会員を獲得し、好調なスタートを切った。その後、週刊誌が岩盤浴の衛生管理面のネガティブ報道の影響を受け集客に歯止めがかかったが、今年1月には岩盤浴の利用は月850名までに回復した。利用者層は30代から50代までの女性が多く、客単価は7,000円前後。(…続きは本紙で!)