化粧品ブランド「THREE(スリー)」を展開する(株)ポーラ・オルビスホールディングス傘下の(株)アクロは昨年10 月3 日、東京・北青山に「THREE AOYAMA」をオープンした。同ブランド初の直営店で、化粧品、スパ、食から新しいライフスタイルを提案している。
「THREE AOYAMA」は、1 階にショップとリバイブキッチン(ダイニング)、2 階にリズムスパ(スパ)の3 エリアで構成されている。
朝に特化した営業は大きな特徴で、ショップは8 時半、スパは7 時半、ダイニングは7 時にオープンする。「ショップやスパの朝営業は今までにない新しい試み」(同店GM)という。ショップでは、月水金(祝日は除く)の8 時10 分から30 分間、講師を招いてヨガレッスン(1 回500 円)を実施している。朝の来店者数は、今はまだ全体の1 割強だが購買意欲が高い客が多い。「朝の活動は今後も継続して企画していく。生活雑貨、スパ、食とTHREE を絡めてお客様に新たなライフスタイルを提案していきたい」と同GMは話す。
「THREE」は、4 年前に販売をスタート。国産の原料にこだわった自然派スキンケア、そしてベースメイク、ポイントメイク、ヘアケア、ボディケアを取り揃え、ホリスティックな美を提案している。価格帯は3,000 円台から15,000 円台。「THREEはファッション性を取り入れたナチュラル化粧品で、ターゲットを選ばず、自然体でいることを好む大人に人気」と同GMは魅力を説明する。ポーラ・オルビスホールディングスのなかでも毎年二桁の売上伸長率を誇る人気ブランドとなり、全国から出店の依頼が来ているという。
1 階のショップは化粧品、カウンセリング、鏡と流し付きのタッチアップコーナーのほか、洋服やタオル、食器類などの生活雑貨も並ぶ。
2 階のリズムスパは、広めのトリートメントルームを1 室、ヘッドスパ専用ルームが2 室。シャワーを備えたパウダールームを独立した形で3 室配置し、他の客と顔を合わせることのない設計をしている。THREE のケア商品を使用し、季節や1日の生体リズムを考慮したプログラムを提案。体温が低い朝は、すっきりと頭を目覚めさせる「朝SPA(7:30 ~ 9:30)」を、身体機能が活発になる日中は、循環を促す「昼SPA(10:00 ~ 16:30)」、夕方以降は心身のメンテナンスのリラクゼーションプログラム「夜SPA(17:00 ~)」を用意している。
リバイブキッチンは「THREE を食べる」をコンセプトにメニューを開発。腸内環境を整えるオリジナルのコールドプレスドジュースやオーガニック食、グルテンフリーメニューなど食からも生体リズムに合わせたバランスの良いメニューを提案している。
話題の施設
ライフスタイル提案で、「朝需要」喚起
THREE AOYAMA 東京・北青山
新着記事
- California Bans All Plastics Bags ( 州法として推し進められる全面的なプラスチック袋の廃止) 2024年11月6日
- エイジングケアワインの「糖化ケア作用」を新たな健康習慣に 2024年11月6日
- 終刊のご挨拶 (「DIET&BEAUTY」) 2024年10月18日
- 従業員のライフスタイルとメンタルヘルス関連の欠勤及び離職との関連性を発表(健康長寿産業連合会) 2024年10月10日
- 第10回ジャパンメイド・ビューティ アワード最優秀賞に「スーヴェ ボディブラシ ロング」 2024年10月9日
- 可能性を秘めた産業用大麻で「人と地球のストレスを軽減する」 2024年10月7日
- ‟女性の健康”の司令塔機能を担う「女性の健康総合センター」オープン 2024年10月7日
- 働く女性の最新の美容・健康ビジネスがビッグサイトに集結!【Diet&BeautyFair 2024 開催レポート】 2024年10月3日
- 京セラが薬局での「エクオール」即時検査による実証実験を開始 2024年10月2日
- スパクリスタルアワード2024 トップスパに「エビアン スパ東京」 2024年10月1日