社会人もまじっての授業
琉球大学が1 月24 日~ 26 日の3日間「特別講座スパマネジメント論」を開講した。同スパマネジメント講座は、国内大学では初の試みとして昨年からスタートした。
今年で2 年目となる。後援はNPO 法人日本スパ振興協会、沖縄県エステティック・スパ協同組合。講師は、琉球大学教授陣に、関東からのスパ専門家が加わりスパ概論、ホスピタリティー産業論、世界の動向、マーケティングなど、全15講座を実施した。
最終日は、グループワークで理想のスパのプレゼンテーションを行った。実現性などの観点から審査を行った。審査員も務めた三井情報㈱の丸山智規氏は「訪日外国人観光客増加、国内の健康長寿や地域の資源の活用化の流れを考慮した完成度の高いプランが提案された」と評価する。
3 日間の講座を総括し琉球大学観光科学部教授観光科学科長の荒川雅志氏は「今回は、12 人の社会人参加があり、学生と社会人とが一緒のグループワークを行ったことで前回にもまして活気のある講座となった」とし、「学生と産業界を繋ぐためにも、こうした講座から出てきた優秀なスパプランをスパ&ウエルネスジャパンのような場で産業界にも発信していきたい」と語った。
NPO 法人日本スパ振興協会岡田友悟理事長も「スパマネジメント講座を今後全国の大学に広げて行きたい」
とスパ産業の人材育成に意欲を見せた。