一般社団法人 日本エステティック工業会(理事長 滝川晃一)は6 月4 日、都内で第9 回通常総会を開催した。
総会に先立ち滝川理事長は「脱毛に関しては美容と医療の垣根がグレーゾーンのサロンが一部問題となっているが、工業会としてもコンプライアンス遵守とともに、確たるエビデンスを備えた美容機器の提供を行って行きたい。今後フェイシャル、ボディも含め、美容機器と化粧品の有用性を高めるために必要な仕組みの構築を進め、業界発展に貢献したい」と話した。
さらに「5 月に開催された第114 回日本皮膚科学会総会の講演の中で、工業会、日本エステティック協会、日本エステティック業協会の3 団体で設立した日本エステティック振興協議会が定める「美容ライト脱毛適合審査」に則った安全性の治験が日本エステティック研究財団で行なわれ、その結果、健康被害がなかったことが発表されたと報告した。
総会では、平成26 年度事業報告、収支計算報告および賃借対照表並びに正味財産増減計画、財産目録、監査報告、続いて平成27 年度事業計画案、収支予算案が審議され、全て原案通り承認された。