東京ディズニーランド(TDL)の近くに、昨秋、23種類のかけ流しの天然温泉などを完備した「SPA&HOTEL舞浜ユーラシア」がオープンした。現在、TDL周辺はオフィシャルホテルを含む14施設がひしめき合う宿泊施設の激戦区となっており、各ホテルは生き残りをかけた様々なリニューアルや販促活動で鎬を削りあっている。そんな中、天然温泉と施術による「癒し」の魅力を打ち出し、新たなニーズを掘り起している施設を取材した。
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施設はゴルフ練習場、温泉スパ、レストランなどのレジャー施設を展開する㈱アンコーポレーションが運営にあたる。ディズニーランド周辺に昨年9月、10階建て延べ床面積1万4,000平米で650台の駐車場を備えた天然温泉付きのホテルとしてオープンした。ディズニーランド利用者だけでなく、都内や近隣からの日帰り温泉利用も加わって好調に推移する。4階にテナント入居するタラソテラピーやエステティックサービスを提供する「スパリポース ユーラシア」も好調。サロンを運営する㈱リポースカンパニー(沖縄県那覇市)は、ルネッサンスリゾート沖縄、ココガーデンリゾート、つるや吉祥亭別館、石和温泉慶山などのリゾートホテルや旅館内に6店舗を展開している。オープン半年の集客力は群を抜いているという。カウンセリングでの説明で本格的なタラソテラピーが受けられると知り、浴場から直接施術ルームへ入ってくる客も多い。(…続きは本紙で!)