トータルヘルスプロモーションへのアプローチ
伊藤氏は、同時通訳として活躍するかたわら自然療法や栄養療法などへの関心を強めていったという。その実践のために医師へ転身。今後、食を中心に、西洋医学と東洋医学をはじめとした統合的アプローチをトータルな視点で提供していきたいと語る。
サプリメントや自然療法に関心を持ったのは?
幼少期に、父の実家が禅寺で精進料理が身近にあったことや、イギリスでアロマやハーブに馴染む暮らしに接した時期もありました。そうした下地があったのでしょう、その後もイギリスやアメリカで普通の薬局やスーパーでホメオパシーのレメディやハーブやサプリが売られているのを見るにつけ、日本と何が違うのかと調べたり、自然療法医(ND)の資格についても調べたりしていました。通訳時代にアメリカの代替医療の総本山として知られるバスチーユ(Bastyr)大学の教授の講演の通訳を経験したことも大きなきっかけでした。その後、栄養の勉強をしていく中で、食事は大切ですが、やはりサプリメンテ―ションも必要だと学んでいったのです。
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