ナチュラルプロダクトエキスポウエスト2016 報告〜拡大する米国市場のいま
レポート：米国在住エステティシャン 五十嵐ゆう子
来場者は過去最高の77,000人超となっ本年も全米最大のナチュラル& オーガニックの展示会が、3 月9 日から5 日間、南カリフォルニア州アナハイム市のコンベンションセンターで開催されました。
■開催規模は過去最大に
本年も全米最大のナチュラル& オーガニックの展示会が、3 月9 日から5 日間、南カリフォルニア州アナハイム市のコンベンションセンターで開催されました。米国市場における自然志向に対する熱は年々高まる傾向にあり、業界の予想ではナチュラルやオーガニック、そして健康商品の年間売り上げは景気が上向き始めた2013 年の1,530 億ドルから、2019 年度には約64％拡大して2,520 億ドルまで伸びるとされています。その統計を裏付けるように、今回の展示会は、来場者は昨年から6.9% 増加の7 万7 千人超で、世界100 か国から約3 千以上の企業が出展ブースを並べるという最高記録を更新しました。初出展は600 以上です。
会場を一通り歩き回った私の感想では、オーガニック認定の商品以上に、サプリメントから食品、化粧品に至るまでの全体で「グルテンフリー」と「NONGMO」（遺伝子組み換え無し）の表示が昨年よりもさらに多く目に付いた事でした。
「依然、人気のスーパーフード」「チョコレートブームの予感」へ続く
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