重点項目を挙げる稲田会長
(一社)日本ホームヘルス機器協会(会長 稲田二千武)の第64 回総会が都内で開催された。
会長の稲田二千武氏は、冒頭のあいさつで、昨年度の活動に加えさらに強化する重点項目として「安心と信頼を目指す販売員の質の向上」、「効果の範囲内での広告表現」、「美容、健康機器の自主基準とJIS 化に向けた取り組み」などを挙げた。
最後に「予防医療への我々の産業の役割は大きい。市場に喜んでいただける商品を作ることで医療費削減にも貢献できる」と意気込みを語った。医療機器販売及び貸与管理者の資格取得を目的とした販売管理者基礎講習は、10 年を経て、平成27 年度の受講者は4,268 名、販売管理者等継続研修の受講者は13,003名と順調に増加している。
また、同協会は、家庭向けの美容・健康機器の需要が拡大していることや多種多様な機器が販売されていることから、昨年10 月に家庭用美容・健康機器適正広告表示検討WG を設置した。今年3 月「家庭向け美容・健康関連機器適正広告表示ガイド」の原案を取りまとめた。