第2 回の開催を迎えた「ジャパンメイド・ビューティ アワード」は奈良の大和茶を配合した「ビューティアクチュアライザー」の授賞で幕を閉じた。同品は各メディアでも取り上げられるなど関心を集めており、同社では早速新ラインナップも計画している。今回、授賞のポイントやエントリー各社に対する課題、次回エントリー企業に対する期待を審査員に聞いた。
こだわり感じた「ビューティアクチュアライザー」
北海道から沖縄まで全国30 アイテムがエントリーした第2 回アワードは、自然農栽培大和茶を配合した化粧水、乳液、美容液のオールインワンセラム「ビューティーアクチュアライザー」(奈良県・クレコス)が授賞した。審査員からは、「コンセプトにも原料にもパッケージにも使用感にも、いっさい妥協を許さずに作ったというこだわりを感じた。美容意識の高い日本女性たちにも、選ばれ、支持されるだろうと感じる」(アイスタイル山田メユミ取締役兼CCO)、「デザインも洗練され、分かりやすさがあった。国産比率を明確にした点も面白かった」(三越伊勢丹小宮仁奈子三越恵比寿店店長)、「商品特徴はもちろん、テクスチャーも、価格もバランスが良かった。大和茶エキスの多岐にわたるアンチエイジング効果をいかしていることに感心した」(トモズ藤田智美マネージャー)などの声が聞かれた。同品は地元奈良県の特産品でもある大和茶が主成分。農薬や肥料も使わずに栽培し、20 年間試行錯誤をしながら肌に良いものを追求したという。「単に製品ということではなく、その背景や世界観を感じることができた。また、それがデザインにも反映されていた」(ES- ROOTS 榎戸淳一代表取締役)など、製品力・価格はもちろん背景・デザインなど総合的に評
価された。
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