9 月12 日、スパ&ウエルネスジャパンの会場で今年度の日本のトップスパを決めるスパクリスタルアワード(スパ&ウエルネス ジャパン、㈱コンセプトアジア共催)の発表及び授賞式が行われた。約120 のノミネート施設の中から、消費者の一般投票によって決まる今年度の日本のトップスパには「レスパスヨンカ表参道」が二年ぶりに返り咲いた。
スパクリスタルアワードはニューヨークのスパファインダーによって世界のスパに授与されてきたアワードで、日本では2007 年に開始。2012 年には「スパ&ウエルネス ジャパン」との共催を記念し、業界の専門家が審査員となるプロフェッショナル部門が設立された。
トップスパに選ばれた「レスパスヨンカ表参道」はフランスのスキンケアブランド「YON-KA」直営のスパ。授賞式では、主催者を代表しコンセプトアジア代表の相馬順子氏から木下淳子スパディレクターに盾が授与された。
プロフェッショナル部門ではデザイン賞、イノベーション賞、コンセプト賞、マネージャー賞、ジャパン賞の各賞の授与をダブルデザインインターナショナル中山朝生取締役、一般社団法人 CIDESCOJAPANパメラ アドキンズ代表理事らがプレゼンターを務めた。
「レスパスヨンカ表参道」は2011 年に初めてトップ10 入りし、その後3 年連続でランクイン。2014 年にトップスパに輝き、今回で2 度目の受賞となる。前出の相馬氏は「最初の頃トップテンスパは外資系の一流ホテルといわれる施設ばかりが受賞していたが、初めてデイスパで受賞したレスパスヨンカ、それから滋賀のオークスパや沖縄などもやがて受賞するようになった。これは投票者が増加したためであり、日本中にスパ利用者が増えたということ。また、年に一度行くような憧れのスパではなく、気軽に通えるスパへの人気が高まった結果だと思う」とし、今後の国内におけるスパのさらなる普及と発展への期待を述べた。
なお、「レスパスヨンカ表参道」の武藤興子代表は受賞にあたり以下のコメントを発表した。「スパの運営でなにより忘れてならないのは人です。その上で、スパの基準を作ること。知識、技術、マインドと個人の力を伸ばしていくこと。チーム全体をどのように育くんでいくか、これが成功の鍵になると考えています。私たちはこれからもウエルネスの発信地として、スパのサービスを提供し続けていきます」。
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