関東を中心に18のフィットネス施設を展開する㈱メガロス(東京都新宿区)は、2001年立川駅北口に会員6,000名規模の「メガロス立川」を、‘05年には南口に会員4,000名規模で別ブランド「メガロスプラシア立川」をオープンした。女性層をメインターゲットにした同施設は、温浴設備を強化し、人気デイスパ「マリアズハート」(東京・表参道)とコラボレートしたことで、国内でも稀な「クラブスパ」として注目を集めてきた。2周年を迎えた同施設を取材した。立川市は人口17万人を超え、街づくりの中心となるJR立川駅は、中央線沿線で新宿、東京に次いで3番目に多い乗降客数を誇っている。
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この施設内で展開する「マリアズハート」の月売上げが、昨年11月より客数30%アップで推移しているという。スパ利用者が増加したことについてクラブの松本幸子支配人は、「施設の良さを実感していただき、リピーターが増えてきたことが最大の理由でしょう」と分析する。「マリアズハート」は、エッセンシャルオイルやハーブのフィトテラピー(植物療法)や塩、泥を使ったタラソテラピー(海洋療法)などの自然療法トリートメントで知られる人気デイスパで、全国にそのファンを抱える。スパに対する理解を深めてもらうため、1回ごとの施術を大切に客と接してきたことが実を結んだ。またクラブ一体となった販促としてスパを訴求できることの優位性も大きい。いまでは40代を中心に来店頻度が上がり、月間延べ80名の利用がある。新規顧客や男性客の利用も広がっている。(…続きは本紙で!)