経産省ヘルスケア産業江崎課長による28年度の成果報告
「ヘルスケア産業の最前線2017」(主催:経済産業省)が3 月3 日、都内で開催された。内容は「平成28 年度健康寿命延伸産業創出推進事業成果報告」や、「医療機関と連携するヘルスケアサービスの事例紹介」「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2017」。
第1 部は「平成28 年度健康寿命延伸産業創出推進事業成果報告会」として今年度に展開した委託事業の中から特徴的な事業事例が紹介された。
中でも、「羽島市・羽島郡医師会の包括的健康管理プロジェクト」(代表団体/社会医療法人蘇西厚生会まつなみリサーチパーク)の取り組みは、医師会と地域が一体となって取り組んだ代表的な健康寿命延伸の地域モデル。地域の医師会が主体となって家庭医として住民の個人健康情報管理プログラムを構築。具体的な運動処方箋や食事指導箋を作成し活用した。また、新ビジネス案として、医師会主導で検診と自主運動、食事、間食、医師によるダイエット指導の案を紹介するなど、予防医療、保険外医療の併用への意気込みを述べた。
そして第3 部「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2017」では、次世代のヘルスケア産業の担い手を表彰した。122 のエントリーの中から6 社を選考。ファイナリストによる公開プレ
ゼンによりグランプリにはトリプル・ダブリュー・ジャパン㈱が決定した。(写真は経産省ヘルスケア産業江崎課長による28年度の成果報告の様子)