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【コラム】ビューティ&ウエルネスジャパン

抗シワ化粧品が訪日外国人にも好評

今年発売された抗シワ化粧品の販売が好調だ。訪日外国人にも人気だという。想定外の若年層や男性客にも購入されているという。近年、「ジャパンブランド」を武器に海外進出を急ぐ化粧品企業は多い。一方、エイジングケア訴求で団塊世代を狙う企業も多く、国内のエイジング市場は年々拡大傾向だ。ところが、見えづらい小さな文字や、使いづらい容器は少しも解消されない。まだ誰も経験したことがない超高齢社会と、一気に進む国際化の社会が必要とするのは、どんなサービスや商品か。外国人が好みそうな見かけなのか、シニアが好みそうなアンチエイジング素材なのか。そこには、これまでの送り手の想像力では及びも付かないニーズが待っているのではないか。ジェトロが、上海や、ベトナムなどアジア各国で実施する化粧品市場調査報告を見ると、同じアジアといえども、美容事情が細かく異なっていることが分かる。肌悩みや、好み、主要購買層のニーズ、強い価格帯とチャネル、日本化粧品への期待等々。まずターゲットを知ること、そしてターゲットの立場で見つめ直すこと。抗シワ化粧品に関心を示す若年層や、男性層、訪日外国人はどんな購買心理なのか。そこにはどんなチャンスが潜んでいるのだろうか。

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