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【今月のトップ記事】百貨店のメンズ戦略「男が自分に投資する」


伊勢丹新宿メンズ館8階「イゼタンズ レジデンス」

新宿伊勢丹は今年9月5日に「メンズ館」の最上階8階フロアを全面改装し、「イセタンメンズ レジデンス」をオープンした。「メンズ館」としてのオープンは4年前で、今回はフロア全体で「ワンランク上のオフの時間を過ごす部屋」をコンセプトに、趣味や書斎、キッチンをイメージさせる空間作りを目指した。リラックスのスペースとして「メンズスパ」も併設した。オープンから3ヶ月、新規顧客も増加し「男性が自分のために買う」という新たなニーズを開拓した。
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2003年「メンズ館」がそれまでの「男の新館」から生まれ変わり新たにスタートを切った。男性客の「こだわりの品をゆっくり見較べて購入したい」というニーズに応え、紳士服・用品のショップ仕切りをなくし、ブランドの垣根を越えた売場を構築した。徐々に男性客を増やし、03年当時は3対7だったカード会員の男女比が、3年後には5対5までになっていた。メンズ館全体の売上げも2ケタ増に。その後、顧客のニーズも多様化し、健康や趣味、リゾート、グルメ、スポーツなどへの関心加え、買い物を楽しみ、ゆったり過ごせる空間を求めるニーズへと変化していった。これらの声を反映しリモデルに踏み切った中のひとつが、8階の「イセタンメンズ レジデンス」。フロア全体を男性のオフの時間を過ごすための架空の部屋に見立て、この中に「メンズスパ」を配した。
(…続きは本紙で!)。

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