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表参道の老舗エステティック「ラ・フラーム」

ラ・フラーム

女優、君島十和子さんの美肌を作り続け、高いフェイシャルの技術で知られるエステティシャン、佐藤玲子さん率いるサロン「ラ・フラーム」。
28 歳で独立。六本木、南青山店を経て、北青山にある現店舗での経営は、17 年目。昨年9 月には敢えて店舗スペースを縮小。デッドシーバスや、ジェットバスルームを廃止し、トリートメントルーム数もほぼ半分の4 室へ変更。6 名の正社員と2 名のバイト社員が対応する。「目の行き届く」サービスを提供すべくさらに顧客満足度を上げるための決断だった。
「ラ・フラーム」といえば、一見さんお断り。佐藤さんが行う施術は、既存顧客の紹介のみだ。エステティシャンには、現場に入るまで3 年間徹底した教育を行ない、接客マナーの基本をしっかり教える。そんな彼女のもとで学びたいという人が多く集い、業界では、「ラ・フラームに勤めていた」というだけで評価されるという。ここから巣立った人も多数いるが、現在のスタッフも6 人中5 人が10 年以上所属というベテラン揃い。接客から施術技術のレベルが特化されている。
トリートメントの特徴は、「顧客の肌の状態にあわせた化粧品を選び、その化粧品の持つ力も利用しながら、もともと持っている素肌の力を最大限引き出すように行う」点。全てのフェイシャルのトリートメントに、フットバス、肩と背中のマッサージ、デコルテマッサージ、ハンドマッサージがつく。肌の状態を整える「ベーシックコース」(75 分14,000 円~)から、コラーゲン、ヒアルロン酸、植物幹細胞エキスをはじめとする美容成分をエレクトロポレーションで深部まで導入するコース(25,000 円~)など、予算と目的にあわせて選ぶことができる。
「スパでもリラクゼーションサロンでもなく、エステティックサロンであるため、施術後の変化を体感させる」ことにこだわる。フェイシャルのトリートメントに手足のマッサージをつけるのも、血液とリンパ液の循環促進のため。顔のはりも美しさも、内側からと考える佐藤さんの肌は65 歳とは思えないほどに美しい。
「人を育てること。これが私の生きがい」という佐藤さんの美容歴はもうすぐ40 年 になる。

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