おかめ「納豆サイエンスラボ」は11月14日、「S-903納豆菌」の感染症予防効果の発表会を都内で行った。
タカノフーズ(株)(茨城県小美玉市 0299-58-5101)研究員の小林知世氏を迎えS-903納豆菌は通常の納豆菌以上に免疫力を高める作用を有していること、また、インフルエンザウイルスへの予防効果と花粉症症状緩和効果の可能性について説明した。
また、中部大学工学部客員教授で薬学博士の林京子氏は今回新たにマウス実験によってS-903納豆菌のノロウイルスとライノウイルスへの感染予防の可能性が確認された実験結果を発表した。
免疫機能は腸管に60~70%存在しており、ネバネバ成分を含む納豆を摂取することは感染症を防ぐには最適であるという。
セミナーの終わりには、管理栄養士の浅野まみこ氏監修で納豆特有のくさみがさほどなく、これからの寒い季節に合わせた体を温める納豆レシピ3品が試食として出された。