コスメディ製薬(株)(京都府京都市 075-950-1510)は、11月1日表参道で、独自に開発した溶解型マイクロニードル技術を取り入れた「ダーマフィラー」のメディア向けセミナーを開催した。マイクロニードルとは、ヒアルロン酸を微細な針状に結晶化し、高分子のままのヒアルロン酸を角質層まで直接届ける美容方法だ。
マイクロニードル技術を取り入れることで、皮膚の中に入ることが出来ず肌の上に留まっていた成分を角質内まで浸透させることができるという。特に、同社のマイクロニードル商品の特徴は針の本数と長さ。750本の本数を含み長さは200マイクロメートルで針が均一であることが重要だ。
シート状の「ダーマフィラー」を、夜寝るときに目の下や目じり4~5時間張り続けるのが最適だと営業担当の大森氏は話す。マイクロニードル技術を利用して、美白成分やそのほかの成分も肌に取り入れることが可能。シワやシミの改善のほか、発毛・発育にも向いているという。
現在、大手化粧品メーカーやブランドなどへのOEM提供も行っており今後は海外での販売にも力を入れていく。また、インフルエンザワクチンなど医療分野でのマイクロニードルの研究にも取り組んでいる。