リラクゼーション&ネイル「ランジュ(Lange)」(東京・大崎)
20年前に工業地帯だった東京・大崎地区は、ここ数年で再開発が進み、オフィスビルや高層住宅、商業施設を中心に新たな商圏が形成されている。リラクゼーション&ネイルのサロン「ランジュ(Lange)」は、昨年10月に完成したオフィスビル「シンクパークプラザ(Think Park Plaza)」内にオープンした。
ロビー階奥にある約30坪の店内で、「ネイル」と痩身マシン中心の「ボディトリートメント」と「リラクゼーションサービス」のコラボレーションに成功している。
月刊ダイエット&ビューティ2月号は、【ネイル・ヘアケア、代謝アップ特集】号です!
ビルの回廊に面した明るい店内は、大きくネイルとリラクゼーションのゾーンに別れ、ネイルデスク4台、リフレクソロジーチェア3台(ネイルとも兼用)、ボディトリートメント用ベッド4台、痩身マシン専用個室1つを配する。経営母体はカメラ店やフォトスタジオを経営する㈱モナミカメラ(東京都品川区)で、サロン・ド・ランジュが運営にあたる。
すでに2社の共同経営で、2年前港区・汐留のオフィスビル内にネイルサロン「サロン・ド・ランジュ」を展開し成功を収めている。ネイル商材としてジェルネイルを採用。お客の8~9割りがジェルネイルを希望する。大崎の「ランジュ」は、オープン2ヶ月で800名を集客。ネイルと痩身施術のお客が予想外に多かった。
オフィスビルへの出店はテナント料や入居条件などハードルが高く、入居後の制約も多い。しかしオーナーの安田征代表は「制約があってもオフィスビルへの出店により安心感が生まれ、街中のネイルサロンに入りづらいという50代以上の利用にも繋がる」とメリットを語る。