行政・業界動向

JNAが手指ケアに関する意識調査を実施

NPO 法人日本ネイリスト協会(JNA)は昨年12 月に手指の悩みに関する意識調査(インターネットアンケート)を実施した。今回の調査では年代、性別問わず、全体の約8 割が手指の悩みを抱えている実態とともに、手指に比べてネイルケアに対する意識の低さが明らかになった。
JNA では「世界一指先の美しい国へ」をスローガンに、ネイル産業の振興に取り組んでおり、爪や指先を綺麗に飾るだけでなく、手入れやケアの重要性を訴える意味からも、意識調査を実施した。
同調査では、手指の悩みとして経験した具体例として「ささくれ」が一位。続いて「爪が割れる/ 欠ける/ ヒビが入る」などの回答が多く、要因としては、「乾燥によるダメージ」が6 割強を占めた。
また手指の悩み対策で全体の6 割強が「ハンドクリームを塗る」と回答があったものの、「ネイルオイルを塗る」と回答したのは1 割、その他ネイルケアに関する回答はいずれも少数だった。JNA では、ネイルオイルの日常的な塗布やアクリルネイルによる地爪の補強(フローター)といった爪割れ対策、甘皮まわりの不要な角質の除去など、美しい指先を保つためには、手指同様にネイルケアに取り組むことが大切だと呼びかけた。

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