国立大学初の取り組みであるスパに特化した専門講座「スパマネジメント論2018」が3月2日~4日の3日間に亘って琉球大学キャンパスで開催された。同学学生及び社会人受講生ら25名が参加した。
講義はスパ業界を代表する第一線の講師陣を招聘して行われた。「スパ概論」(NPO 日本スパ振興協会理事長岡田友悟氏)、「ホスピタリティー産業論」(琉球大学客員教授/沖縄県観光審議会委員・会長上地恵龍氏)「スパのエビデンス」(琉球大学観光産業科学科教授荒川雅志氏)、「最新のホテルマーケット」(森トラストホテル&リゾーツ㈱代表取締役社長伊達美和子氏)をはじめ、開業を想定してのビジネスの事例や施設の実例、メニュー、デザインなど全15 講座を受講。最終日には理想のスパを考えるグループワークが行われ、それぞれ5つのグループに分かれてプランを発表した。
主宰の同大学の荒川教授は「5年目を終え、次回新しい試みを考えている。受講生のバラエティとしては他大学生、またアジアの時代を意識した海外大学生(台湾、中国)からの受講受け入れを検討しており、次年度はぜひ実現したい」と話す。
なお、優秀作のスパプラン(韓国人向けゴルフがテーマ)については9 月のスパ&ウエルネスジャパン2018(東京ビッグサイト)での紹介を予定している。