美容から健康訴求へも拡大 急増するコラーゲン飲料
美肌の定番素材としてダントツの認知度を誇るコラーゲン。海外サプライヤーに「日本ではコラーゲンの説明はいらない」と言わしめるほどだ。事実、日本は世界でも有数のコラーゲン消費大国だ。健康食品としては、90年頃の第1次ブームの「コラーゲンが入っていればいい」から「量をとらなければ」という第2次ブームを経て、ここ数年は「部位に対してどう働きかけるか」の第3次ブームに入ったとされる。この間の伸長は目覚しく、年々市場は拡大してきた。ある調査ではコラーゲン関連製品の市場規模は300億円を超えているという。
◆ コラーゲン・各社動向 「原料」◆
【天然マリン、低分子で「マリンコラーゲンオリゴ」ドリンク用途に注力】チッソ㈱
【機能性研究に注力するコラーゲンのリーディングカンパニー】㈱ニッピ
【ゼラチントップの仏メーカー安定供給で差別化】ユニテックフーズ㈱
【トリペプチドで、コラーゲンの高品質時代へ備える】ゼライス㈱
【国産鶏由来の天然美容素材】㈱エル・エスコーポレーション
◆ コラーゲン・各社動向 「製品」◆
【HTCコラーゲンで、粒とドリンク展開好調】㈱ファンケル
【「Grand Aska」ブランドのコラーゲンドリンク】㈱アスカコーポレーション
【マリンコラーゲン3000mg、パフィアエキス配合ドリンクで参入】㈱コナミスポーツ&ライフ
【ドリンク発売以来2000万本突破】㈱協和
【100%コラーゲン粉末を中心に展開】㈱ニッピコラーゲン化粧品
【EGF+フィッシュコラーゲンドリンク好調】㈱バイオリンク販売