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「プラズマ乳酸菌」で肌のバリア機能が向上

キリン㈱(0120-770-502、東京都中野区)は3月23日に行われた「~免疫の司令塔活性化が、肌質改善に!?~キリン独自素材『プラズマ乳酸菌』セミナー」で、「プラズマ乳酸菌」に肌のバリア機能向上効果があることを新たに確認したと発表した。
プラズマ乳酸菌は免疫細胞にあるミエロイド樹状細胞、プラズマサイトイド樹状細胞の2種類の樹状細胞の両方に作用する唯一の乳酸菌で、摂取することで強い生体バリア効果を維持できることがこれまでの研究で分かっている。
今回新たに同社と㈱DeNAライフサイエンスが千葉大学医学部植松教授および松岡講師の指導の下、共同で30~60歳の健常な成人70名を対象に、8週間にわたる臨床試験を実施し、プラズマ乳酸菌の肌健康維持効果を検証した。プラズマ乳酸菌を摂取した被験者は、摂取していない被験者に比べ、皮膚に悪玉菌が侵入するのを防ぐタイトジャンクション遺伝子と皮膚や粘膜で悪玉菌を排除する抗菌ペプチド遺伝子の発現が有意に増加。さらに肌の善玉菌が増加する効果も確認された。
同社事業創造部の藤原大介氏は「肌の状態を良好に保つには、従来の外側からのアプローチに加えて、内側からのバリア機能向上が重要である」とし、「プラズマ乳酸菌」のさらなる可能性に期待を寄せた。

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