行政・業界動向

制度の浸透へ正念場迎える

第2回サロン認証開始

サロン認証マーク

 特定非営利活動法人 日本エステティック機構(東京都千代田区、03-3230-8002)は4月15日、第2回エステティックサロン認証の受付を開始した。4月1日より同機構ホームページで応募要項を公表しており、6月30日まで受け付ける。同時に認証申請説明会を4月15日から23日にかけて東京、大阪、愛知、福岡の4箇所で行う。


サロンが申し込みやすい仕組みに変更
 第1回のエステティックサロン認証制度には、462サロン(71事業者)が申請し、252サロン(49事業者)が認証された。参加サロンの少なさから制度自体の認知不足も指摘され、申請に関わる手続きや費用の負担が大きいとして改善要望も多かった。
 
 2回目は作業や費用の負担軽減を打ち出しおり、どこまで全国のサロンが申し込むか、正念場を迎える。
 
 エステティック機構では作業負担の合理化策として、同じシステムで運営されている事業者の提出書類を簡略化した。また、継続型サロンにおいては新たに事業者(本社)審査を実施することで、サロンの現地審査はサンプル抽出で実施する。前回は申請を行った全店舗に対して現地審査を行っていたが、サンプルとして40%以上のサロンを抽出して現地審査を行う。
 
 認証費用も減額され、継続型サロンが94,500円、非継続型サロンが63,000円になった。

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