最先端医療が導く、しなやかなエイジング
現在、エイジング・スペシャリストとして活躍する朝倉匠子氏は、年齢を積み重ねることの楽しさ、自信、若々しさ、美しさを育てる「アクティブ・エイジング」を提唱。 中高年の新しいライフスタイルの提案に取り組んでいる。
同氏が米国で学んだ「ジェロントロジー（加齢学）」は、「生涯独立した個人とそれを支える社会の実現」がミッションだという。
ヘルス＆ビューティビジネスの将来は？
2020年には2人に1人が50歳以上といわれる高齢社会になります。ある程度の経済的な余力もあり、バブルも経験し、良いものを知っている40代からの中高年が一大マーケットになることは間違いありません。ここに男性も加わり一層大きな市場になっていきます。
欧米では、何よりもQ.O.L.（人生の質）の向上に投資する層が出現しています。アンチエイジング・クリニックに行っても医師に任せきりにせず、自ら積極的健康維持に取り組む人の割合が高く、日本でもこうした傾向が高まっていくでしょう。
ですからこれからのビューティビジネスは、このような“大人”を相手にしたクリーンなサービスであることが何より重要なファクターとなっていくでしょう。
