International Esthetics,Cosmetics & Spa Expo 2009が6月13日~15日までの3日間、アメリカ・ネバダ州のラスベガスで開催された。
新型インフルエンザの影響も懸念される中で、アジアからの出展や来場者が減り、全体的にも縮小傾向だったが、ナチュラル、オーガニック商材、スーパーフルーツのアサイー製品が増加していた。
スキンケア関係ではヘルス&ウェルネス志向やエコの流れを反映し、全体低にナチュラルやオーガニックを売りにしている出展社が増加。3月に同じくラスベガスで開催されたナチュラルプロダクトエキスポのスキンケア部門で出展していたメーカーも多かった。
素材では昨年からアメリカで大ヒットしているスーパーフルーツ「アサイーベリー」製品が多数出品された。各メーカーでは抗酸化力が強く、アンチエイジングに有効とされるこのフルーツを、ジュースで飲用しながら肌に同じ成分の化粧品を使用することで、内外の改善が素早く行われると相乗効果を謳うものが目立った。
また抗炎症作用としての効能もあり、ノニジュース、ローズマリー、カモミールなどと混合し、沈静やデトックスマスクの成分に採用するメーカーも目に付いた。