㈱リクルートホールディングス(東京都千代田区、03-6835-8652)は12月17日、2019年トレンド予測発表会を実施。美容領域では、美容サロンを介して同じ地域や共通の友人がつながっていく『サロ友』をトレンドキーワードとして挙げた。
美容領域のトレンド予測を発表した『ホットペッパービューティーアカデミー』アカデミー長の千葉智之氏は「サロンがもともと持っているリアルの場で人が集まるという強みと、人と繋がりたいというカスタマーのニーズが組み合わさって生まれたものが『サロ友』。今後増えていくと考えている」と話す。
サロンのタイプは大きく2つに分かれ、顧客同士が交流しやすい環境を提供することで、近隣の人たちが気軽に集まることのできる「ご近所タイプ」。サイクリングや鉄道など一つのコンセプトを掲げ、同じ趣味や世界観を持つ人達が集まる「趣味タイプ」で、それぞれ特徴的な取り組みをするサロンの実例も紹介された。
リクルートでは、同社の持つ“顧客接点”、“データ分析力”、“商品開発力”の3つの強みを活かして翌年のトレンド予測を発表しており、今年で10回目となる。